整理票を集めています
- 山林内の鉄塔の所有者を探しています
- 平成元年の住宅地図では、中洲に一軒ある
- みんな窓から出たがっているのだと思う
- そちらの星はよく見えています
- 三番線の奥は、点検の対象ではありません
- 三番線の奥は、ドローンなら平気なはずだった
- 分岐器が定位に戻らなかった夜の指令所当直日誌
- 生垣の切れ目のところです
- 第八寿丸はこれからも運用いたします
- お心当たりのある方にのみ、お知らせしております
- 今度の貼り紙は、意味が分かる
- 人を探す放送が二度あった年の書き取り
- 帰りの歩数はいりません
- 寝ているあいだの歩数を相談していたスレッドの写し
- お宅は窓がなくならないんですね
- それは誰の視点なんですか
- 焼き増しが一枚多く仕上がった日の写真店の日誌
- 表書きより一枚多い焼き増しの袋を数え直す二人のやり取り
- 注文にない一枚が自分の家だと分かるまでの問い合わせ
- 私の記録には残っています
- おやすみなさいのあとに、相談員からもう一行
- 先に済んでいる調べ物
- 五日の夜はどのメッセージで終わっていますか
- 錘が着いたところを底としています
- 錘が底に着かない月のある調整池の測深記録
- 浚渫の見積りから一点だけ外れていくメールの控え
- まあだだよ、もういいよ、ここにいるよ
- 点呼を二名で行うことにした月の学童クラブの日誌
- ちゃんと言ったのに、を今も言う子の保護者への聞き取り
- うえこみの草が、だれかすわっているみたいにぺたんとなっていた
- もういいかい、の文句を集めてまわった帳面
- うちの火災警報器はいい声で鳴ります
- 録った警報器の声は、ただの機械の声だった
- 住宅用火災警報器の音声をめぐる社内共有メールとされるもの
- 警報器の電池だけは替えたいという手紙
- 警報器がいい声で鳴る家には丸を付けている
- エレベーターが行きたい場所
- 二時から四時、籠には乗らないこと
- エレベーターを十三階で降りるようになった人の日記
- 回数計の差を控え続けた点検票
- この駐輪場に空きはありません
- 詰めても戻る列についての朝番の引き継ぎ
- いちばん駅に近い枠だけが埋まらない駐輪場の点検記録
- 半年待った駐輪場を、見ただけで断った
- 冗談で隣に停めた自転車に貼られていたもの
- 改札は一人につき一度しか鳴りません
- 届かなくなった郵便についての手紙
- 顔を思い出せない人と一緒に帰った日のメモ
- お忘れ物は品名不明の一点として承ります
- 自分の家の頁だけ見つけられなかった台帳の写し
- その合言葉は先週変わりました
- ドアの外の誰かは、一度も合言葉を間違えなかった
- 隅の一語にだけ返事のない連絡ノートの写し
- 教わったとおりの合言葉で開けてもらえなかった人の葉書
- 退勤時は複合機の電源をお切りください
- 窓際の席のことを書いた私信
- 複合機のことだけ長くなった書き置き
- 回覧板は当日中に次のお宅へお回しください
- 配布後に現れた欄についての記事断片
- 青い回覧板、まだ使ってるんですね
- 回覧板を家の中に置いておきたくないので
- 青い回覧板を預かった後の手紙らしきもの
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