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D-0001 改札は一人につき一度しか鳴りません

霧野

観測期間

1998 年頃 2015-11-09

// 概要

駅の自動改札が、一人の通過で二度続けて鳴ることがあるという。そのあいだに改札を通った人はいない。二度鳴った日には誰かを一人忘れる、という言い方が年をまたいで繰り返され、誰が欠けて誰が残ったかの覚えは、人によって食い違っている。残っているのはいずれも写しで、手紙が一通、拾われたメモが一枚、駅の忘れ物窓口の応対記録が一件、役場の旧い台帳が数枚、ほか数点。どこから集められたのかは分かっていない。

収録資料

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// メタ情報

整理日
2026-07-20
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