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D-0008 その合言葉は先週変わりました
金沢
観測期間
2004 年の冬頃 〜 2007 年の春頃
// 概要
留守番の子どもと合言葉を決めておく家は、その頃めずらしくなかったようだ。その一軒に、家族や親戚が来たときは、ドアを開ける前に外から合言葉を言ってもらう決まりがあったとされる。決まりのとおりの合言葉を言う夕方の来客が数回あり、あとで家族に確かめると、その合言葉はたいてい少し前に変わったことになっていた。ドアは一度も開けられていない。残っているのは、本人への聞き取りの控え、台所の連絡ノートの写しが数冊、親族の葉書の写し、ほかに数点。
収録資料
- F-0029 完全 合言葉をわざと覚えないことにした人の聞き取り
2020 年代なかば(聞き取りの実施時期による)
(聞き取りの録音から起こされたものとされる。問いの側の発言は、採録の際に要点だけが残されている) (留守番の決まりについて) 三年生の秋からです。親がどっちも働いていて、夕方はひとりでした。決まりは紙に書いて冷蔵庫に貼っ…
- F-0028 一部欠損 隅の一語にだけ返事のない連絡ノートの写し
2003 年秋〜2007 年春(写しに残る範囲)
(頁の見た目のとおりに写す。日付は書かれたままとする) 〔一冊目。表紙に「連絡 2003.11〜」とある〕 11月20日 かぎはいつものところ。ストーブをつけたら窓を少しあけること。 ぎゅうにゅう二本あります。プリントは…
- F-0027 完全 教わったとおりの合言葉で開けてもらえなかった人の葉書
2004 年の秋から翌年の冬にかけて(文面の季節の記述による)
(同じ差出人から同じ受取人に宛てた葉書、三通分の文面の写しとされる) (一通目) 栗を送ってもろうて、ありがとうございました。渋皮煮にして、仏さんにも上げました。膝の具合はどうですか。こちらは彼岸を過ぎて、朝晩は上着が要…