F-0037 ちゃんと言ったのに、を今も言う子の保護者への聞き取り
- 時期
- 2026-07
- 状態
- 完全
- 出所
- 保護者への聞き取りの書き起こしの写しとされる。聞き手の発言は――で示され、名乗りにあたる部分は写しに含まれていない。児童と家族の氏名は伏せられている。
// 本文
(聞き取りの書き起こしの写しとされる。聞き手の発言は――で示す)
――六月十六日のことから伺えますか。
お迎えに行ったら、先生と手をつないで出てきて。顔を見たらすぐ、泣いたあとだな、って。先生からは、かくれんぼで、お返事のことで行き違いがあって、という説明でした。行き違い、という言葉をつかっておられました。
――お子さんは何と。
帰り道はしゃべらなくて。お風呂のあとに、急に、ちゃんと言ったのに、って。かくれてて、もういいかい、が聞こえて、ちゃんと、まあだだよ、って言ったのに、おにの◯◯ちゃんに、言ってない、って言われた、って。うそをついたことにされたのが、いちばん悔しかったみたいです。
――先生からはどう聞いていますか。
五人かくれて、お返事は四つだった、と。うちの子を入れて五人です。だから、考えたんですけど。うちの子の分が足りなかったのか、それとも。すみません、途中でやめました。考えても、数が合わないので。
――その後、変わったことはありますか。
かくれんぼは、もうしていないと思います。公園も、クラブの方針で行かなくなりましたし。ただ、返事のしかたが変わりました。呼ぶと、前より大きな声で、はあい、って。二回言うときもあります。聞こえるように、だと思います。
――今も何か言うことは。
寝る前に、たまに、ちゃんと言ったのに、って。思い出すみたいです。そういうときは、聞こえてたよ、って言うようにしています。私はその場にいなかったので、ほんとうは知らないんですけど。でも、聞こえてたよ、って言うと、寝ます。
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